- 詰まる
- つまる【詰(ま)る】(1)ある空間に物がすきまなくいっぱいはいる。 時間や抽象的なことにも用いる。
「本棚に専門書がぎっしり~・っている」「今週は予定が~・っていて時間がとれない」
(2)管や通路などの途中に物がつかえて通じなくなる。「下水が~・る」「鼻が~・る」「息が~・りそうだ」
(3)(「…につまる」の形で)先に進めなくなって窮する。「返事に~・る」「言葉に~・る」
(4)短くなる。 (ア)長さが短くなる。 「寸が~・る」(イ)間隔がちぢまる。 「差が~・る」「目の~・った生地」(ウ)語形が変化して短くなる。 つづまる。 「カハワラハ(河童)が~・ってカッパとなったのだ」(エ)促音になる。(5)論の筋道がとおって決着がつく。「~・るところ」「理ニ~・ル/日葡」
→ つまらない(6)(野球で)ボールがバットの手もとに近い所に当たる。「~・ったあたり」
(7)物が不足する。「小林兵粮に~・りて又伯耆へ引退ければ/太平記 38」
〔「詰める」に対する自動詞〕詰まる音(オン)⇒ 促音詰まる所(トコロ)結局。 要するに。「~この崖崩れは人災だ」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.